メンズ脱毛の3種類(医療レーザー/光/ニードル)+セルフ脱毛の違い

メンズ脱毛の種類

イケオジを目指すすべてのおっさんへ。
こんにちは、ヒデヨシです。

メンズ脱毛の方法としては主に以下の3種類があります。

  • 医療レーザー脱毛
  • 光脱毛
  • ニードル脱毛

※自分で脱毛を行う「セルフ脱毛」は光脱毛が主体となります。

脱毛方法によって、効果、必要回数、費用、痛みやリスク、受けられる施設などの特徴が異なり、それぞれの特徴の違いを理解しておくことがとても重要です。

この記事では脱毛方法の特徴と違いをわかりやすく整理し、さらにあなたはどの脱毛方法が適するかのチェックリストもご紹介します。

本記事を参考にメンズ脱毛の種類と違いを理解し、理想の体を手に入れるヒントとしてお役立てください。

はじめにお読みください

本記事は一般的な情報提供を目的としています。
脱毛は肌質・持病・脱毛機器や脱毛方法など様々な要素によりリスクや可能・不可が変わります。実施の可否や具体的な回数・費用・副作用リスク等は、必ず医療機関または施術施設で確認してください。

目次(タップで見出しへジャンプ)

【比較表】メンズ脱毛の種類の違い

まずメンズ脱毛の種類にはどのようなものがあるか、全体像を紹介しましょう。

メンズ脱毛の種類比較

以下、メンズ脱毛の種類別に特徴をまとめた比較表です。

スクロールできます
項目医療レーザー
脱毛

脱毛
ニードル
脱毛
セルフ
脱毛
区分医療脱毛美容脱毛主に
医療脱毛
美容脱毛
施術場所クリニック
美容皮膚科
美容外科
など
脱毛サロン
エステサロン
など
クリニック
サロン
など
自宅
脱毛サロン
など
仕組みレーザーで毛を作る組織に強い熱ダメージ光で毛を作る組織に弱めの熱ダメージ電気針で毛を作る組織に強い熱ダメージ光で毛を作る組織に熱ダメージ
永久脱毛××
脱毛効果強め
(脱毛)
中〜弱め
(減毛/抑毛)
最も強め
(脱毛)
弱め
(減毛/抑毛)
痛み強め弱め強め製品次第
回数・期間
目安
短〜中期
(1〜2年程度)
中〜長期
(2〜3年程度)
部位次第
(広範囲は長期)
長期〜
一生継続
費用総額中〜高低〜高
※期間が長引くほど高額に
中〜高
※時間や本数課金
低〜中
(初期費用)
おすすめの人・ヒゲやVIOを早く減らしたい
・永久脱毛したい
・痛みが不安
・安く始めたい
・まず試したい
・白髪ヒゲや体毛を脱毛したい
・デザイン毛にしたい
・まず自宅で始めたい
注意点赤み・やけど等のリスク管理が重要途中離脱でコスパが崩れやすい広範囲に不向き、施術者の技量に依存火傷・肌荒れなど自己責任領域が増える

※比較表はあくまで目安です。効果や痛み、期間や費用などは、個人の状態やクリニック・サロンにより大きく変動します。

比較項目の補足

  • 脱毛区分
    • 医療脱毛は、医療機関で医師の管理下のもと受ける脱毛
    • 美容脱毛は、エステやサロンで受ける脱毛
  • 仕組み
    • どのように脱毛するか、簡単なイメージ
  • 脱毛効果
    • 強いほど減毛につながりやすい
  • 痛み
    • 強いほど痛みを強く感じやすい
  • 回数・期間
    • 各脱毛種類で比較した脱毛完了までに必要な回数や期間の相対的なイメージ
  • 費用総額
    • 各脱毛種類で比較した脱毛完了までに必要な費用の相対的なイメージ
  • おすすめの人
    • 一般的におすすめできる人の例
  • 注意点
    • それぞれの脱毛種類ごとの代表的な注意点の例

「永久脱毛」の補足
永久脱毛
は「一生毛が生えてこない状態」ではなく、「長期にわたり毛が生えにくい状態」を指します。ホルモンバランスや体質の変化など、再び毛が生えてくる可能性はゼロではないのでその点は理解しておきましょう。

メンズ脱毛3種類のかんたん概要

メンズ脱毛の「医療レーザー脱毛」「光脱毛」「ニードル脱毛」の3種類それぞれの特徴を簡単に紹介します。(詳細は後述)

医療レーザー脱毛

医療機関(クリニック)で出力の高いレーザーを使い毛を作る組織に強い熱ダメージを与える脱毛方式。永久脱毛を目指せる。

比較的短期間で完了。肌トラブル時はその場で診察・処方してもらえる。

ただし痛みは強め(麻酔が使用できる)。初期費用・1回あたり費用は比較的高い傾向がある。

おすすめの人

  • 永久脱毛を目指したい
  • なるべく短期間で脱毛を完了させたい
  • 敏感肌などで医師に相談しながら脱毛したい
  • ヒゲやVIO(股間や肛門まわり)など太い毛を処理したい

光脱毛

主に脱毛サロンやエステで光を照射し毛を作る組織に熱ダメージを与える脱毛方式。永久脱毛は不可。

レーザーより出力が弱い分、脱毛に必要な回数は多くなる傾向。痛みは少なめ。

初期費用は比較的安いが、期間が長くなりやすくトータルコストは医療レーザー脱毛と同等以上になることも。

おすすめの人

  • 永久脱毛でなく、毛が薄くなる・自己処理が楽になればよい
  • 初期コスト・毎月の支払いを抑えたい
  • なるべく痛みを少なくしたい

ニードル脱毛

毛穴1本1本に特殊な電気針を差し込み、電流や高周波により毛を作る組織に強い熱ダメージを与える脱毛方式。永久脱毛を目指せる。

レーザーや光が反応しにくい白髪の脱毛、あるいは反応しすぎるホクロ上の脱毛にも効果。デザイン毛にしたいときも使われる。

レーザー・光で全体を脱毛してから細かく整えるサブの使い方が主体。

おすすめの人

  • 白髪でレーザーや光が反応しにくい
  • デザイン毛でおしゃれに整えたい
  • レーザーや光で広範囲を脱毛した後にさらに整えたい

セルフ脱毛(※光脱毛)

セルフ脱毛は、基本的に家庭やセルフ脱毛サロンなどで光脱毛器による「光脱毛」を行う。

自宅でもできる手軽さがある一方、出力はサロンやエステで受けるよりもさらに低くなる傾向があり、回数・期間は増えやすく長期の取り組みが前提。肌トラブル時は自己責任になる点も注意が必要。

なお、除毛クリーム、ワックスなどによる処理はあくまで毛を一時的に取り除く「除毛」であり、脱毛ではない。

おすすめの人

  • 自宅で気軽に取り組みたい
  • 脱毛をお試ししてみたい
  • 脱毛コース完了後のメンテナンスをしたい

脱毛のゴールを決めると脱毛方法も決まる

脱毛方法をどれにするか検討するときは、まず脱毛のゴールを決めるのがおすすめです。

「永久脱毛でツルツルを目指したい」あるいは「薄くなればいい」など、ゴールにより脱毛に必要な方法、回数、費用などが大きく変わってしまうためです。

まずは、自分のゴールが次のどれに当たるかチェックしてみましょう。

  • 永久脱毛を目指したい、効果を最重視、回数は少なくしたい、長期的なコスパ重視
    → 医療レーザー脱毛
  • 痛みをできるだけ抑えたい、まずは様子見したい、1回の支出をなるべく抑えたい
    → 光脱毛
  • 白髪を脱毛したい、デザインヒゲにしたい、脱毛エリアを細かく整えたい
    ニードル脱毛
  • 自宅で取り組みたい、脱毛後のメンテをしたい、気になるところだけ軽く整えたい
    → セルフ脱毛

脱毛のゴールを定めた上で、「じゃあどの脱毛方法がよいのか」さらに「どのクリニックやサロンがよいのか」という流れで考えると、クリニックやサロンを探しやすくなります。

脱毛方法の決め方・比較の流れ
  1. 脱毛の部位とゴールを決める
  2. どの脱毛方法が目的にあっているか確認する
  3. 通うクリニックやサロンを探す・比較する

ここまで、メンズ脱毛の種類について、それぞれの概要をご紹介してきました。

ここからは、「医療レーザー脱毛」「光脱毛」「ニードル脱毛」のそれぞれについて、仕組みやメリット・デメリットなどをより詳しくご紹介します。

医療レーザー脱毛の種類と特徴(クリニック)

レーザー脱毛の仕組み

医療レーザー脱毛とは

医療レーザー脱毛は脱毛箇所に高出力のレーザーを照射する脱毛方式です。

照射された光エネルギーが熱エネルギーに変換され、変換された熱によって毛を作る組織に強い熱ダメージを与え、毛を生えにくくします。

美容皮膚科や美容外科などのクリニック(医療機関)で受けることができ、「医療脱毛」に分類されます。

医療レーザー脱毛の基本の仕組み
  1. レーザー光を照射する
  2. 体毛の黒い色(メラニン) がその光を吸収
  3. 吸収された光のエネルギーが熱に変わる
  4. その熱が毛を作る組織に強いダメージを与え毛を生えにくくする

医療レーザー脱毛のメリット

医療レーザー脱毛の大き間メリットとして、高出力のため脱毛効果が高く、永久脱毛を目指すことが可能な点が挙げられます。

医療レーザー脱毛の施術は医師管理下のもと行われ、肌トラブル時にはその施設内で診察・処方までしてもらえるため安心感を持ちやすい脱毛方法です。

他の脱毛方法よりも比較的短期間で完了できる(部位によりますが1〜2年程度)点も大きなメリットと言えます。

医療レーザー脱毛のデメリット

医療レーザー脱毛は高出力なレーザーを使う関係で痛みが強めです。肌トラブルが起きないように慎重に出力を調整しながら施術を進める必要があります。

また、効果が高い反面、初期費用や総額が比較的大きくなりやすく、毎月の費用負担にある程度の余裕をもっておきたい脱毛方法です。

医療レーザー脱毛の仕組み:「熱破壊式」と「蓄熱式」の違い

医療レーザー脱毛の仕組みには「熱破壊式」「蓄熱式」の大きく2つがありますので違いを簡単に紹介しましょう。

熱破壊式とは

熱破壊式は、強いエネルギーを一発集中させ「バチッ」と脱毛箇所を加熱し毛を作る組織(毛母細胞や毛乳頭)にダメージを与えます。(強火で一気に焼くイメージ)

熱破壊式で狙う組織は皮膚の深い部分にあり、強いエネルギーが必要になるのです。

ヒゲやVIOといった太く濃い毛で用いられやすい方法です。一方、痛みが強くなりやすい傾向があります。

また、施術してから毛が抜けるまでの期間は数日〜2週間程度で、蓄熱式よりも早い特徴があります。

【用語の補足】
毛母細胞:毛を作り出す細胞(工場)
毛乳頭 :毛母細胞に毛を作るための栄養を渡す細胞(部品供給)

蓄熱式とは

蓄熱式は、比較的弱めの出力のレーザーを連続的に当て、じわじわと熱をためて毛を作る指示を出す組織(バルジ領域)に熱ダメージを与えます。(弱火〜中火でじっくり火を通すイメージ)

蓄熱式で狙うバルジ領域は皮膚の比較的浅い位置にあるため、レーザーの出力が強くなくても十分ダメージを与えることが可能です。

産毛〜中程度の太さの毛や、広範囲を効率的に施術する際に選ばれます。また、痛みは比較的軽く済む傾向があります。

【用語の補足】
バルジ領域:毛乳頭や毛母細胞に対して毛を作る指示を与える器官

「熱破壊式」と「蓄熱式」では脱毛効果は変わりません

医療レーザー脱毛の熱破壊式と蓄熱式では出力や狙う組織が異なりますが、効果は変わりません。

一般的に熱破壊式の方が脱毛してから早く毛が抜け、蓄熱式の方は脱毛してから毛が抜けるのが遅いため、効果の実感しやすさに違いがあります。

ただし、毛を作る組織へのダメージはそれぞれ十分に与えることができているため、どちらの方式が優れている・劣っているというものではありません。

クリニックが所有する機器、自身の肌質・毛質など、様々な要素をもとに脱毛方式(脱毛機器)は選定されますので、気になる方はカウンセリング時に確認してみるとよいでしょう。

医療レーザー脱毛の仕組み:レーザーの波長の違い

医療レーザーはレーザーを出す素材により、以下のようにさらにいくつかの分類・特徴に分かれます。

  • アレキサンドライトレーザー
  • ダイオードレーザー
  • ヤグレーザー

ただ、かなり専門的な話になりますので、一覧表で簡単に特徴を紹介します。

項目アレキサンドライトダイオードヤグ
波長755nm808nm/
810nm
1064nm
特徴濃い・太い毛に反応しやすいバランス型で幅広く適用できる皮膚の深くまで届きやすい
向いている部位腕・脚など全身全般ヒゲ・VIO
注意点日焼け肌や肌色が濃いと刺激・火傷リスク↑機種や照射方式(熱破壊/蓄熱)で得意領域や体感が変わる痛みは強め

レーザーの波長の違いは、大まかにいうと以下が異なります。

  • 光(熱)エネルギーの届く肌の深さ
  • 肌や毛(メラニン色素)への反応の程度

一般的には、ヒゲやVIOなどの毛が深い・根が強い部位では、波長の長いレーザーが用いられる傾向があります。

反対に、肌色が黒めだったり日焼け傾向がある場合は、肌への反応も考慮して波長の短いレーザーに調整する必要が出てきます。

とはいえ、レーザー種類の判断はクリニックがしてくれます。大切なのは、カウンセリング時に自分の状況(肌質、毛質、日焼けなど)を正しく伝えることです。

正しい情報をクリニックに伝えることで、適した医療レーザー機器や脱毛方針を検討してもらいやすくなります。

医療レーザー脱毛(クリニック)では麻酔を使用できる

医療レーザー脱毛は医療機関での施術となるため、痛み対策として麻酔クリームや笑気ガス麻酔などが用意されている場合が多いです。

特に痛みが強い傾向にあるヒゲ脱毛やVIO脱毛など、痛みについて不安な方は麻酔により痛みを軽減しつつ施術を受けることができます。

ただし、麻酔はオプションで追加費用となる場合も多いため、カウンセリング時に麻酔の有無や費用について確認しておくと安心です。

医療レーザー脱毛がおすすめの人

医療レーザー脱毛は以下のような人におすすめです。

  • 永久脱毛をしたい人
  • 脱毛回数・期間をなるべく少なくしたい人
  • 肌荒れや敏感肌など、肌質について医師と相談しながら脱毛を進めたい人
  • ヒゲやVIOなど比較的濃い毛の脱毛をしたい人

特に、永久脱毛をしたいと考えている人は、医療レーザー脱毛は有力な候補となりますので、永久脱毛を考えている人は検討しておきましょう。

なお、医療レーザー脱毛は他の脱毛手法に比べて費用総額が高めになりやすい点も留意しておく必要があります。

カウンセリング時に前述の麻酔などオプション費用も含めたの総額についてどのくらいが見込まれるかをあわせて確認しておくと家計を圧迫せずに済みます。

光脱毛の種類と特徴(エステ、サロン)

光脱毛の仕組み

光脱毛とは

光脱毛とは、医療レーザーよりも出力が低い光を毛を作る組織に照射する脱毛方法です。

毛の黒い色(メラニン)が光のエネルギーを吸収・熱に変換され、変換されたエネルギーで毛を作る組織にダメージを与えて抑毛・減毛につなげます。

美容・脱毛サロンや、エステティックサロンなどで施術を受けることができます。医療機関でなくても取り扱うことができることから「美容脱毛」に分類されます。

光脱毛の基本の仕組み
  1. 光を照射する
  2. 体毛の黒い色(メラニン) がその光を吸収
  3. 吸収された光が熱に変わる
  4. その熱が毛を作る組織に伝わり熱ダメージを与え毛を生えにくくする

光脱毛のメリット

光脱毛で使う光は、医療レーザーと比べて出力が低いため比較的痛みを感じにくい特徴があります。

また、1回あたりの料金が安くなる傾向もあり、毎月の費用負担を抑えやすいメリットがあります。

キャンペーンを実施しているサロンやエステも豊富なため、キャンペーンと合わせるとよりお得です。

光脱毛のデメリット

光脱毛は、医療レーザーのような永久脱毛はできません。効果としてはあくまで「抑毛・減毛」になります。

また、光脱毛は出力が弱いことで脱毛に必要な回数・期間が多くなる傾向があるため、医療レーザーよりさらに長期的な取り組みが必要になります。

施術を途中で辞めてしまったり施術期間が長期化することで、費用総額が医療レーザー脱毛と同等かそれ以上になる可能性もあるので、施術1回の安さで判断せず「総コスト」で見ることが大切です。

光脱毛を取り扱うサロンやエステは医療機関ではないため麻酔の使用ができない点も注意しておきましょう。

光脱毛の仕組み:方式により特徴が異なる

光脱毛にはいくつかの方式があり、それぞれ特徴が異なります。

  • IPL方式
  • SHR方式
  • ハイブリッド方式(THR、HHRなど)
  • SSC方式

かなり専門的な話になりますので、ごく簡単にそれぞれの違いを紹介しましょう。

IPL方式

IPL(Intense Pulsed Light)はキセノンランプなどの広い波長帯の光を肌へ照射し、毛の黒い色素(メラニン)に吸収された光が熱に変換され、毛を作る組織へ熱のダメージを与える光脱毛方式です。

太く濃い毛(=メラニン色素が多い)ほど反応しやすい一方、白髪・金髪・産毛などメラニンが少ない毛は反応しにくいのが特徴です。

SHR方式

SHR(Super Hair Removal)は、低出力の光を連続照射(高速連射)してジワジワと熱を蓄積させ、毛包(特にバルジ領域)へ熱のダメージを与え、抑毛・減毛につなげる光脱毛方式です。

一般的に痛みが軽めです。その分必要回数が増えやすい傾向があります。

【用語の補足】
・毛包:皮膚の中にある毛をつくる器官全体のこと
・バルジ領域:毛包の中にある毛を再生させる指示を出す細胞のある領域

ハイブリッド方式(THR、HHRなど)

ハイブリッド方式は、照射部位や毛質にあわせてIPLとSHRを1台で切り替え、あるいは併用して抑毛・減毛につなげる光脱毛方式です。THR(Thermo Heat Remover)HHR(Hybrid Hair Removal)などと呼ばれます。

濃い・太い毛はIPL中心、産毛や痛みに対応するならSHR中心、のように使い分けて幅広い毛質へ対応できる特徴があります。

仕様は機種ごとに違うので、カウンセリング時に確認しておくと良いでしょう。

SSC方式

SSC(Smooth Skin Control)は専用ジェルを塗布したうえでライトを照射し、減毛・抑毛を目指す光脱毛方式です。

SSCという呼び方であっても、メーカーや機種、出力などサロンの運用で実感の個人差が大きく変わってきます。

光脱毛がおすすめの人

光脱毛は以下のような人におすすめできます。

  • 永久脱毛までは考えていない人
  • 毛が薄くなる・ヒゲ剃りなどの自己処理が楽になればよい人
  • 初期コスト・毎月の支払いをなるべく抑えたい人
  • 2年や3年など長期間脱毛と付き合える人
  • 敏感肌のため、なるべく痛みを少なくしたい人
  • お試しとして脱毛を体験してみたい人

光脱毛(美容脱毛)は永久脱毛ができないため、永久脱毛の検討をしている人にとっては選択肢から外れることになります。

一方、光脱毛は初期コストや毎月の支払いは安い傾向がありますので、脱毛を試してみたいという人にとっては脱毛の第一歩を踏み出しやすい選択肢と言えます。

ニードル脱毛の種類と特徴(クリニック)

ニードル脱毛の仕組み

ニードル脱毛とは

ニードル脱毛は毛穴の一つ一つに細い電極針を挿入して電気(あるいは高周波)を流し、毛をつくる組織に強い熱ダメージを与える脱毛方式です。

ニードル脱毛の基本の仕組み
  1. 脱毛したい毛の毛穴に細い電気針を差し込む
  2. 針に電気を流す
  3. 毛をつくる組織に強い熱ダメージを与え毛を生えにくくする

ニードル脱毛のメリット

ニードル脱毛は毛の黒い色素(メラニン)に依存しないため、医療レーザー脱毛や光脱毛が苦手とする白髪・金髪・産毛などに対応しやすいメリットがあります。

クリニック(医療機関)で提供されているニードル脱毛であれば、永久脱毛も可能です。

また、ニードル脱毛は脱毛したい毛を狙って脱毛できるため、脱毛範囲を細かくコントロールでき、ヒゲやVIOなどデザイン毛にしやすい特徴もあります。

たとえば、医療レーザー・光脱毛の後にまばらに残った毛や、口角・鼻下といった細かい場所の仕上げとしても活躍します。

ニードル脱毛のデメリット

ニードル脱毛は毛を一本一本処理する関係で、広範囲の脱毛(脚、腕、胸など)には時間がかかり不向きです。

費用は「時間課金制」や「本数課金制」が一般的で、脱毛にかかる総額が読みにくく、思った以上にコストが大きくなってしまう可能性もあります。

あわせて、施術者の技術力に依存するため、担当者によって脱毛の品質にブレが出やすい点にも注意が必要です。

ニードル脱毛は毛穴に針を入れ電気を流すため、個人差はありますが、特に痛みが強い脱毛方式と言われています。

ニードル脱毛は「仕上げとしてサブ的に使う」のが現実的

ニードル脱毛は毛を1本ずつ処理するため、脱毛効率の面から広範囲を最初からニードル脱毛で終わらせるような形では採用されにくいです。(白髪や金髪など色素の薄い毛を処理したい場合は除く)

失敗しにくいニードル脱毛の活用方法は、医療レーザー脱毛や光脱毛との併用です。

  1. 【基本】医療レーザーや光脱毛で脱毛範囲を広く処理
  2. 【仕上げ】ニードルで残った毛や白髪の処理、デザインの調整

という流れで併用すれば、それぞれの強みを生かした脱毛プランを作りやすくなります。

サロンやエステの「美容電気脱毛」「電気脱毛」には注意が必要

サロンやエステではニードル脱毛を「美容電気脱毛」という名称で説明あるいは提供している場合がありますが、医療機関ではない施設では「永久脱毛はできません」ので注意が必要です。

ニードル脱毛は毛穴に針を挿入し電気(高周波など)によって毛を作る組織を破壊する脱毛方法であり、医療行為にあたるとされています。

(参考)いわゆる「永久脱毛」行為について

京都市に本店を置くW株式会社が、不特定多数の女性を対象に、電気分解法及び電気分解法と高周波法の混合による手法により永久脱毛行為を行っている。

このような永久脱毛行為を業として行った場合は、医師法第十七条の医業に該当すると解してよいか。

中略

毛のうへ針を挿入し電気を通し毛乳頭部を破壊する方法による脱毛行為に関する疑義について

中略

御貴見のとおりである。

引用:いわゆる「永久脱毛」行為について|厚生労働省

サロンやエステで「電気美容脱毛」や「電気脱毛」などの言い方に変えて永久脱毛が可能など訴求している場合は要注意です。

ニードル脱毛として、脱毛方式の説明をしている分には問題ありませんが、「永久脱毛」できるとしてサービスを提供していたり、広告を配信している場合は法律に抵触する可能性があるので問題がないか丁寧に吟味しましょう。

ニードル脱毛がおすすめの人

ニードル脱毛は以下のような人に向いています。

  • ヒゲや体毛に白髪が多くレーザーや光が反応しにくい人
  • ヒゲやVIOなどをデザインしておしゃれに整えたい人

セルフ脱毛の種類と特徴(自宅、セルフ脱毛サロン)

自宅のイメージ

セルフ脱毛とは

セルフ脱毛は、自宅やセルフ脱毛サロンにて、自分で「光脱毛」を行い減毛・抑毛を目指す形の脱毛です。

自宅では家庭用光脱毛器を、サロンではセルフ脱毛用の光脱毛器を使い、自分の好きな箇所の脱毛を進めていきます。

セルフ脱毛のメリット

セルフ脱毛は、自宅で脱毛に取り組める手軽さが大きなメリットです。

また、脱毛箇所はその時に自分が脱毛したい部位を好きに選べるため、一部分だけ重点的に毛を薄くしたいという場合に便利です。

VIO(股間〜肛門まわり)のエリアの脱毛はどうしても恥ずかしいという場合でも、人の目を気にせず自宅で脱毛に取り組むことができます。

セルフ脱毛サロンでも、個室で誰にも見られずに脱毛に取り組めるので、脱毛への心理的ハードルが低く一歩を踏み出しやすい点もメリットと言えるでしょう。

セルフ脱毛のデメリット

セルフ脱毛は自己判断での脱毛になり、脱毛したことで起きたトラブルは基本的に自己責任になります。

また、セルフ脱毛器はサロンやエステで施術してもらう場合と比べて、出力がさらに低く設定された光脱毛器を使います。

他の種類の脱毛方法と比べて必要な回数は最も多く、長期〜永続的な取り組みが必要です。

そのほか、

  • 手が届かない・見えない場所はケアが難しい
  • 毛が多い箇所は手間がかかり大変

など、「手軽にできる」というメリットを潰す可能性がある点も地味ながらデメリットになります。

セルフ脱毛はメンテナンスとして取り組むのがおすすめ

セルフ脱毛は出力が低く設定されていることから、クリニックやサロンで施術を受ける場合と比較すると、どうしても効果が見劣りしてしまいます。

そのため、クリニックやサロンで脱毛コースを完了させた後に、メンテナンスとして自宅やセルフ脱毛サロンで取り組む方法がおすすめです。

脱毛完了後の状態であれば、脱毛にかかる手間も少なく、脱毛後に生えてきた「クリニックやサロンに行くまでもないような細かな毛」を処理するのに役立ちます。

取扱説明書をよく読み、使用タイミングや頻度は必ず守る

セルフ脱毛は基本的に自己責任になりますので、必ず指定された方法で脱毛に取り組むことが大切です。

  • 取扱説明書の禁忌を厳守
    • 禁忌として書かれている内容は絶対にしない
  • 使用場所も取扱説明書の指示を守る
    • 顔や粘膜部に近い部位など使用できない箇所もある
  • 日焼け直後や肌荒れ時は控える
    • 肌への負担が増えてやけどや色素沈着など肌トラブルにつながる可能性
  • 推奨頻度を守る
    • 肌への負担が増えて肌を壊すと逆に遠回りになる

自己判断になる範囲が広いですが、迷ったら説明書やマニュアルに従う、体に異常が出たらすぐに医療機関に相談するように進めると安全に取り組めます。

カミソリや除毛クリームなどは「脱毛」ではなく「除毛」です

よくセルフ脱毛と混同される以下のものは一時的に表面上の毛を取り除く「除毛」になります。

  • カミソリ・電動シェーバー
  • 除毛クリーム
  • ワックス・毛抜き

「脱毛」は毛を生み出す組織にアプローチして毛を生えにくくする仕組みになり、上記の「除毛」とは根本的に異なります。

一時的に毛がなくなりますが、1〜数日程度するとまた生えてきてしまいますので脱毛とは異なる点は理解しておくとよいですね。

セルフ脱毛がおすすめの人

セルフ脱毛は以下のような人に向いています。

  • 自宅で気軽に・人目を気にせず脱毛に取り組みたい
  • 脱毛をより手軽に試してみたい
  • 脱毛コース完了後のメンテナンスをしたい

セルフ脱毛という呼び方をしてしまうと「自宅で手軽に脱毛できていいじゃん!」と思ってしまいますが、効果・手間・注意点など把握しておくべきことも多くあります。

自分の脱毛の目的と照らし合わせて選択肢とするのかを検討してみてください。

メンズ脱毛の種類の選び方

ここまでメンズ脱毛の4種類(医療レーザー、光、ニードル、セルフ)について紹介してきました。

ここでは「どの脱毛方法を選べばいいのかわからない」等方向けに、目的や状況別のおすすめの方法を参考に紹介します。

永久脱毛にしたい:医療レーザーがおすすめ

永久脱毛をしたい場合は基本的に医療レーザー脱毛がおすすめです。

また、ニードル脱毛は医療レーザー脱毛後の仕上げとして細か口整えたい場合に追加する方針とすると広範囲+繊細な脱毛でバランスがよくなります。

なるべく短期間で終わらせたい:医療レーザーがおすすめ

脱毛を短期間で終わらせたい場合は医療レーザー脱毛がおすすめです。

医療レーザー脱毛は出力が高いため、脱毛に要する回数・期間を抑えやすいメリットがあります。

あくまで目安ですが、ヒゲ脱毛(自己処理が楽〜自己処理ほぼなし)の必要回数・期間は以下の通りです。

項目医療レーザー脱毛光脱毛
回数5〜15回
前後
15〜30回
前後
※さらに増えることもあり
施術間隔1〜2ヶ月
おきに1回
2〜4週間
おきに1回
継続期間1〜2年2〜3年

※あくまで目安です。施設の方針、機器、脱毛のゴール、肌の状態など複数の要素により変動します。
※医療レーザー脱毛は出力が高く肌への負担を考慮して、施術間隔が光脱毛よりも長めになります。

「総額を」安く済ませたい:医療レーザーがおすすめ

脱毛完了までにかかる「総額」を抑えたい場合は医療レーザー脱毛がおすすめです。

医療レーザー脱毛は1回あたりの費用は光脱毛よりも高くなりがちですが、脱毛完了までの施術回数が少ないため、トータルで光脱毛よりも安くなるケースがあります。

光脱毛は、医療レーザー脱毛に比べて1回の費用は安いですが、回数・期間が伸びやすい関係で総額が読みにくいのが難点です。

もちろん、医療レーザー脱毛よりも総額が安くなるケースはありますが、「光脱毛の総額は医療脱毛より低い〜やや高くなる可能性がある」という広いレンジで捉えておくとよいでしょう。

「毎回の支払い」を安く済ませたい:光脱毛がおすすめ

毎回の支払い額を安く済ませたい場合は光脱毛がおすすめです。

光脱毛は施術1回あたりの費用が比較的低いため、毎回の支払い費用を抑えやすいメリットがあります。

家計を圧迫したくないという視点であれば、光脱毛は有力な候補です。

ただし、脱毛の回数・期間が増えたり、途中解約などすると脱毛の効果の割にコストが割高になる可能性もありますので、その点は注意が必要です。

なるべく痛みを減らしたい:基本は光脱毛。医療レーザーで麻酔も

痛みを減らしたい場合は、基本的には肌への負担を考えると、出力が低めな光脱毛が基本的におすすめできます。

一方、医療レーザー脱毛では麻酔を使えるクリニックも多く、痛みを抑えながら脱毛ができ、肌トラブル時には医師にすぐ相談できます。心理的な安心感も得たい場合は医療レーザー脱毛(クリニック)を選ぶのも一つの手です。

カウンセリング時にでテスト照射(パッチテスト)ができるクリニックやサロンも多いので、事前に試して痛みを確認しておくと不安を減らしやすくなります。

白髪を脱毛したい:ニードル脱毛

白髪を脱毛したい場合はニードル脱毛がおすすめです。

医療レーザー脱毛や光脱毛は毛の黒い色素であるメラニンに反応して照射・効果を発揮するのですが、黒い色素がないと機器が反応せず脱毛できないためです。

ただし、ニードル脱毛は一本一本の処理となり、費用は時間や本数に比例して増えるため、基本的に広範囲向きではありません。

ヒゲ脱毛などの比較的狭い範囲を脱毛するか、白髪が中心の部位を脱毛する場合は「高額になっても脱毛する」という覚悟を持って臨む必要があります。

脱毛の種類に関するよくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

ヒゲや体毛がかなり濃いのですが、どの脱毛方法がおすすめですか?

ヒゲや体毛が濃いタイプの人は基本的に医療レーザー脱毛がおすすめです。

医療レーザー脱毛は毛の黒い色素であるメラニンが多い(=太い)ほど発熱量が上がり、毛を作る組織である毛包周辺に十分な熱を届けやすくなります。

その結果、脱毛の回数や期間も比較的少なくできることが期待できます。

ただし、発熱量が上がるということは、それ相応の痛みも発生しますので、痛みが強いと感じる場合は無理せず麻酔の利用も検討しましょう。

なお、光脱毛でも同様のメカニズムでの脱毛が可能ですが、医療レーザーに比べて出力が弱いため「物足りなさ」を感じやすい点で優先度を下げています。

日焼けしているのですが脱毛は可能ですか?また、日焼けしている場合はどの脱毛方法がおすすめですか?

日焼けしている場合は安全のため原則脱毛はできません。脱毛クリニックや脱毛サロンへ行っても脱毛不可で延期になる可能性が高いです。

日焼けしている状態は「肌が火傷している状態」であり、日焼け状態で脱毛を行うと炎症(やけど)や色素沈着など肌トラブルにつながる危険性があります。

また、肌が黒い状態だと、レーザーや光が肌にも反応しやすくなり、やはり同様に炎症をはじめとしたトラブルの可能性が高い状態となります。

上記のことから、セルフ脱毛も避けるようにしてください。

脱毛したい場合は、脱毛クリニックやサロンにて相談をして、

  • どのような状態になれば脱毛をスタートできるか
  • どんな肌ケアをすればよいか

などを確認して、まずは脱毛に向けた準備を進めるようにしましょう。

まとめ:目的に合わせてメンズ脱毛の種類を選ぼう

メンズ脱毛の種類について紹介しました。

医療レーザー脱毛、光脱毛、ニードル脱毛、セルフ脱毛それぞれにメリット・デメリットがありますので、まずは大まかにでも特徴を理解しておくことが大切です。

その上で、自分はどのような脱毛のゴールを目指したいのかをまず決め、目的に合う脱毛の種類を選びましょう。

基本的には、せっかく脱毛するのですから、効果や回数・期間を加味して「医療レーザー脱毛」を第一候補とするのがおすすめです。

本記事を参考に、自分の目指すゴールに向けて、適した脱毛方法を選べるようになりましたら幸いです。

以上。

おっさんよ大志を抱け。
GOOD LUCK!

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