イケオジを目指すすべてのおっさんへ。
こんにちは、ヒデヨシです。
ファッションは色合いが大事なのはわかりますが、ではどんな色の服でコーディネートすればおっさんでもオシャレに見えるのでしょうか。
この記事では、ファッションの基礎として、イケオジを目指す人が知っておくべきファッションの色の基礎を紹介します。
イケオジに似つかわしくないカラーコーディネートのファッションでいると、違和感が生まれるどころか「ダサいおっさん」と言われてしまいます。
この記事を読んでいただくことで、服屋で服を選ぶ時に迷わず、オシャレな着こなしができるようになりますのでぜひ活用してみてください。
※イケオジファッションの基礎については以下の記事にまとめています。まだ読んでいない方は、こちらを最初に読んでいただくのがおすすめです。
ファッションは大きく2種類に分けて考える
ファッションは難しいと感じるかもしれませんが、実はシンプルに「清楚系」と「カジュアル系」の大きく2つに分けることができます。
清楚系ファッションとは
清楚系ファッションは、TPOをわきまえたフォーマルな場で着用されるファッションです。
たとえば、冠婚葬祭や仕事で着るスーツ、パーティできるタキシード、革靴、コートなどが清楚系ファッションの代表として挙げられます。
カジュアル系ファッションとは
カジュアル系ファッションは、リラックスした場面、自宅や日常生活などで着用される着心地のよいラフなファッションです。
たとえば、Tシャツ、パーカー、スウェット、ジーンズ、スニーカー、サンダルなど、TPOをあまり意識せず日常生活で使えるアイテムがカジュアル系ファッションとして挙げられます。
清楚系ファッションとカジュアル系ファッションの比較表
ざっくり、清楚系ファッションとカジュアル系ファッションの違いをまとめておきます。
| 服の要素 | 清楚系 （きれいな印象） | カジュアル系 （ラフな印象） |
|---|---|---|
| デザイン | シンプル 冠婚葬祭・仕事向け スーツ/ワイシャツ スラックス/革靴 | 複雑・要素が多い 日常生活向け Tシャツ/パーカー ジーンズ/スニーカー |
シルエット | 細い | 太い |
生地 | ツヤツヤ シワが無い | ザラザラ シワがある |
色 | モノトーン | カラフル |
イケオジは洗練された大人の印象を作り出す必要があるので、清楚系ファッションを軸にコーディネートを考えるのが基本になります。
ただし、トップス、ボトムス、靴まですべて清楚系でまとめてしまうと、フォーマル感が強すぎて日常生活では場違い感が出てしまいます。
清楚系：カジュアル系＝7:3くらいの比率になるように、カジュアル系のアイテムも一部取り入れてあげることでオシャレな状態を作れますので、意識しておくことが大切です。
この辺りの話は以下の関連記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
関連記事
イケオジファッションの基礎知識
イケオジファッションの「色」に関する基礎知識
ここからは、イケオジファッションの「色づかい」について詳しく紹介していきます。
清楚系とカジュアル系のファッションでは色味が大きく異なります。
清楚系とカジュアル系の色使い
清楚系とカジュアル系の服の色には以下のような違いがあります。
清楚系のファッションカラー
冠婚葬祭で着るフォーマルな男性服は「白」「黒」「グレー」のスーツが一般的ですね。
男性のフォーマルな色である「白」「黒」「グレー」は大人っぽい色、洗練されたシーンに合う色ということができます。
ひとことで言うと「モノトーン」が清楚系の色味ということです。
カジュアル系のファッションカラー
日常生活では色づかいに制限はありません。
赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍、紫、どれを使ってもOKです。
ひとことで言うと「カラフル」なほどカジュアルなファッションの色味ということになります。
色の「あざやかさ」や「明暗」も大事な要素
白黒のモノトーンだと清楚系、カラフルなほどカジュアル系ではありますが、色の「あざやかさ（彩度）」と「明るさ（明度）」もファッションカラーの大事な要素になります。
ざっくり言うと、色が濃く原色に近いほどカジュアルに、色が薄くパステルカラーになるほど清楚系に近づいていきます。
【補足1】色のあざやかさ（彩度）とは
色のあざやかさは「彩度」と呼ばれます。
原色に近い鮮やかな色ほど彩度が高く、他の色が混ざるほど彩度が低くなります。
たとえば、ピンク色のワンピースでも、
- 淡いうす桃色のワンピースは「清楚な」お嬢様の印象
- ショッキングピンクのワンピースは「カジュアルな」女の子の印象
のように、色の濃淡で印象がガラッと変わるイメージがわかりやすいでしょう。
【補足2】色の明るさ（明度）とは
色の明るさは「明度」と呼ばれます。
白に近いほど明度が高く、黒に近いほど明度が低くなります。
たとえば、黒いスーツでいうと、
- 真っ黒（ブラック）は冠婚葬祭のフォーマルな清楚系の印象
- グレーは比較的ラフなカジュアル系の印象
のように、色の明度でも印象は大きく変わってきます。
結論、イケオジを目指すならモノトーンを基本に薄い色でコーディネートする
イケオジファッションを目指すなら、
- 黒、白、グレーのモノトーンを基本（7割）として
- 原色ではない薄い色味を少し（3割）入れる
ことを意識することで、落ち着いた大人の男性の印象を作りやすくなります。
コーディネートを考える際、
- トップス（上に着る服）
- ボトムス（ズボン）
- 靴
のうち2つを清楚系に、1つをカジュアル系にすると良いバランスを作りやすいので参考にしてみてください。
ファッションの色に関するよくある質問
さいごに、ファッションの色に関してよくある質問をまとめました。
何色と何色のアイテムを組み合わせればいいのかわからない
基本的にモノトーン（黒、グレー、白）でコーディネートするのが安定します。
もし、色を入れる場合はモノトーンをベースに「原色を避けた淡い色」を入れると清楚感が出やすくなりおすすめです。
なお、色の組み合わせ（カラーコーディネート）よりも、色の強弱の組み合わせの方が重要です。
色が強いほどカジュアル系に、色が弱いほど清楚系の印象になる点を押さえておくとよいですね。
どうしても原色をつかいたい
原色は基本的に避けるのが無難ですが、清楚系の比率を7〜8割にして、残りの2〜3割を原色にすると調和しやすくなります。
先に紹介したように、トップス、ボトムス、靴のうち2つを清楚系、1つを原色アイテムにする形を試してみてください。
原色を入れたコーディネートがどうしても違和感出てしまう
原色のアイテムの面積が広すぎるかもしれません。
ファッションアイテムで目に入る面積が広いほど印象が強くなります。
イケオジファッションとして違和感あるようでしたら、原色アイテムの目に入る範囲を小さくするように意識してみると改善されます。
たとえば、体全体をモノトーンで揃え、サブとして、靴下、ストール、バッグなど、小物に色を取り入れてワンポイントのカラーリングにすると、おしゃれさが増します。
色を取り入れてみたが、なんとなく安っぽく見えてしまう
服の生地質を清楚系にしてみると、高級感を出しやすくなります。
表面がザラザラしていたりシワがあるタイプの生地だとカジュアルな印象が強くなります。
服の生地の質を光沢感あるものやすべすべ感のあるものに変えると、高級感を出すことができます。
柄物の服は取り入れてよい？
基本的には柄物の服は避けて、無地のシンプルな服、あるいはワンポイントが入った主張の少ない服がおすすめです。
ストライプ（縦シマ）やドット（水玉）などの柄のサイズが大きい（太い）ほどカジュアル系に、小さい（細い）ほど清楚系の印象になります。
自分のファッションアイテムが清楚とカジュアルのどちらに属するかチェックしておくとよいですね。
なお、全体を柄のないシンプルな服で揃えつつ、靴下、ネクタイ、スカーフなどの小物にワンポイントとして取り入れるのはオシャレなので、試してみてください。
たとえば以下のファッションはセーターに柄が入っていますが、他のアイテムが全てシンプルなため、悪目立ちしていません。
イケオジファッションに適した色を学んでコーディネートしてみよう
イケオジファッションに欠かせない色の基礎知識を紹介してきましたが、いかがでしたか。
イケオジファッションは、モノトーンの比率を7、淡い色の比率を3が基本。
色をたくさん組み合わせたり原色の使用は控えて、シンプルなコーディネートを意識してみてください。
この生地があなたのファッションがイケオジに近づく一助になれば嬉しいです。
以上。
おっさんよ大志を抱け。GOOD LUCK。
