イケオジを目指すすべてのおっさんへ。
こんにちは、ヒデヨシです。
街を歩いていると「こうはなりたくないな」というダサい・残念な外見をしたオジサンを見かけませんか?
あれ、実は気づかないうちに自分もなってるかもしれません。
気づかずにダサいファッションになっていては、仕事、恋愛、その他の人間関係でのチャンスを無駄に捨ててしまいます。
そこでこの記事では、ダサいオジサンファッションになってしまうNGポイントとそれぞれの改善アクションをまとめました。
この記事を読んでいただくことで、自分が最低限ダサいファッションをしていないかチェックすることができ、イケオジに一歩近づくことができます。
ファッションの振り返り用のチェックリストとしてぜひ活用してみてください。
服装ダサいおじさんチェックリスト
はじめに、本記事で紹介している服装がダサいオジサンのチェックリストを紹介します。
ぜひチェックしてみてください。
- すべてのアイテムが「カジュアル系」になっている
- 季節感がない
- 色味が地味すぎる
- トレンドを無視している
- 芸能人の着こなしをそのまま真似している
- ギラついた威圧感のあるコーディネートになっている
- 少年・坊ちゃんになってしまう
- 頭から足まで映る全身鏡を持っていない
- 服に清潔感がない(ヨレ、シワ、シミ、スレ、毛玉)
- 靴・バッグが安っぽい
- パンツへの投資ができていない
- 小物をまったく持っていない
- 服をセールで買ってしまう
- 試着のとき、鏡の前で調整しない
- マネキン買いをしている
- オンラインのみで服を買っている
- 高いブランド品に固執している
- 自分からオジサンっぽい服を選んでしまう
いかがでしたか?
以下では、ダサい服装オジサンになってしまう原因別に、解説と改善アクションを紹介していきます。
ダサい服装おじさんになる原因:ファッションコーディネートが悪い
まずは、そもそものコーディネートに問題がある原因について紹介します。
すべてのアイテムが「カジュアル系」になっている

イケオジのファッションでは「上品で洗練された大人」の印象を作りたいのですが、ファッションアイテムがすべてカジュアル系だと、ラフな印象が強くなりすぎてダサい服装おじさんと思われてしまいます。
イケオジファッションのコーディネートでは「清楚系」と「カジュアル系」のアイテムのバランスを7:3くらいにするのが理想です。
清楚系を基本として一部にカジュアルなアイテムを取り入れてカッチリしすぎないコーディネートにします。
【アクション】自分の持っている服を「清楚系」「カジュアル系」に分類してみよう
自分の持っている服が「清楚系」か「カジュアル系」かに分類できていないと、イケオジのコーディネートが難しくなってしまいます。
まず、自分の持っているファッションアイテムを清楚系とカジュアル系に分類して分けてみてください。
以下、分類の参考表です。
服の要素 | 清楚系 (きれいな印象) | カジュアル系 (ラフな印象) |
---|---|---|
デザイン | シンプル 冠婚葬祭・仕事向け スーツ/ワイシャツ スラックス/革靴 | 複雑・要素が多い 日常生活向け Tシャツ/パーカー ジーンズ/スニーカー |
シルエット | 細い | 太い |
生地 | ツヤツヤ シワが無い | ザラザラ シワがある |
色 | モノトーン | カラフル |
ファッションアイテムの詳しい分類のやり方や練習問題、コーディネートの事例は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
季節感がない

季節感がマッチしていないファッションコーディネートもダサい服装のオジサン認定されてしまいます。
たとえば、
- 春先で暖かくなってきたのに、ダウンジャケットや重い色のコートを着ている
- 真冬なのに「寒くないの?」と思わせるようなベストや薄い生地の服を着ている
のように、その季節とずれた服装でいると周囲の人に違和感を与えてしまいます。
季節感の意識を持つだけでコーディネートの違和感を防げますので、ぜひ意識してみてください。
【アクション】色と生地を意識して季節に合う服を選んでみよう
季節感を決める要素としては「色」と「服の生地」が大きく影響を与えます。
参考ですが、以下のようにイメージしてファッションコーディネートを考えてみてください。
- 春は冬から芽吹く自然のイメージ
- 色 :緑、パステルカラー
- 生地:厚手〜やや薄手
- 夏は暑いので爽やかなイメージ
- 色 :白、淡い寒色系
- 生地:薄手
- 秋は気候が落ち着き暖かなイメージ
- 色 :淡い暖色系
- 生地:薄手〜厚手
- 冬は厳しい寒さを乗り越えるイメージ
- 色 :黒、グレー、淡い暖色系
- 生地:厚手、モコモコ
色味が地味すぎる

季節感の話に通じますが、服の色合いが地味だとやはりダサいファッションに見えてしまいます。
服装が地味に見えてしまう原因は、色合いにあります。
服に鮮やかさがないことに加えて、色のメリハリ(コントラスト)がコーディネート全体にないとさらに地味に見えやすくなってしまいます。
【アクション】小物を使って差し色を入れてみよう
地味な服装でも小物を使って他の色を入れるだけで印象がガラッと変わります。
たとえば、上下黒の服でも赤いバッグを持つことで、鮮やかな印象がプラスされて地味な印象を薄めることができます。
ストール、マフラー、バッグ、靴下、ブレスレットなどの小物を差し色として取り入れると一気におしゃれに見えるようになります。
また、服を2枚重ね着して下のインナーを差し色として裾からチラ見せする工夫もよく見られるので試してみたいところ。
ただし、鮮やかな色のアイテムの面積が大きくなってしまうと、全体の印象が鮮やかになってしまい、落ち着いた印象を作りにくくなってしまいます。
あくまで「ワンポイント」を忘れないことが大切です。
イケオジのカラーコーディネートの基本は以下の関連記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
トレンドを無視している

ファッションのトレンドを無視してコーディネートしているのも、古っぽくてダサい服装と思われてしまいます。
- 昔のトレンドアイテムを今も着ている
- 擦り切れて古臭くなっている(レトロにも感じない)
- 新しいものに抵抗があり知っている無難なアイテムだけを着ている
などは、トレンドを無視したダサいファッションになってしまうオジサンに多いように感じます。
また、今流行りのトレンドを避けてしまうと、どうしてもおしゃれなアイテムから遠ざかってしまい無難な服装の「おじさんファッション」に着地してしまいます。
【アクション】服屋の試着でトレンドのアイテムを試してみよう
そもそもトレンドはどこで仕入れればいいのかですが、まずは服屋のスタッフ「今年のトレンドは何ですか?」と聞いてみるのがおすすめです。丁寧に教えてくれますよ。
もし店員に話しかけるのが嫌であれば、マネキンのコーディネートを真似してみるのもおすすめです。
マネキンはトレンドのアイテムを取り入れたコーディネートで飾られており、真似するだけでトレンドのアイテムを試すことができます。
ただし、マネキンは集客用に目立つコーディネートになっていることも多く、自分に合うかは個別判断になりますので、マネキン買いは控えるのが無難です。(マネキン買いについては後述)
芸能人の着こなしをそのまま真似している

反町隆史、福山雅治、竹野内豊、渡辺謙、唐沢寿明、キムタク、郷ひろみ、阿部寛、舘ひろし、矢沢永吉、などなど、現役からレジェンドまでかっこいい男性芸能人はたくさんいますが、彼らのファッションをそのまま真似してませんか?
芸能人の真似をしてファッションコーディネートをしているのも、ダサい服装になってしまうオジサンの特徴です。
有名芸能人に憧れてファッションを真似したい気持ちはわかりますが、正直言うと「そのファッションは芸能人だから似合う」のです。
顔もスタイルもいい芸能人だからこそかっこよく見える服は、我々おっさんが着たところで「ん?どうした?」「何かのイベント?」となって相手に違和感を与えるか残念な印象になってしまうのです。
【アクション】まずは自分に似合う服を見つけよう
芸能人の憧れを負い続けるより先に今の自分に似合う服を探すことから始めるのが重要です。
イケオジを目指すなら、基本的には黒・グレー・白を中心にしたモノトーンカラーを軸としたコーディネートにします。
あわせて、体型や顔の大きさから似合うファッションのシルエット・アイテムを模索すると良いですね。
イケオジを目指すなら、まずは「Iライン」「Yライン」のシルエットになるように考えるのがおすすめです。
自分に似合うファッションのシルエットは以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
ギラついた威圧感のあるコーディネートになっている

ギラついた服装(イキった経営者的、マイルドヤンキー的な服)は相手に威圧感を与えてしまいます。
個人的なイメージで恐縮ですが、
- ブランドのロゴを全面に押し出したシャツ
- 細身のジョガーパンツやスウェット
- スニーカー
- ギラギラのネックレス、セカンドバッグ、サングラス
のようなコーディネートです。港区とか銀座で私はよく見かけます。(イメージ湧くでしょうか?)
ブランド品やギラついた服で着飾ると「自分は強い」「金を持っている」と誇示したいような印象になってしまい、正直、下品に見えてしまいます。
求めるイケオジ像は「上品で洗練された落ち着きのある大人」です。
威圧感のある服装はイケオジの上品な印象を作りにくくなってしまいますので避けるのがおすすめです。
【アクション】「おしゃれなレストランに入れるか?」を軸に服装を見返してみよう
服装がギラついているかを判断するにはドレスコードを意識するとよいですね。
たとえば、女性とのデートでいくようなおしゃれなレストランにマイルドヤンキー的な服装で訪れても、自分だけ浮いてしまいます。
イケオジは清楚寄り・フォーマル寄りな落ち着いた服装を基本としたいので、「この服装でおしゃれなレストランに入っても恥ずかしくないか?」とコーディネート時に確認してみてください。
威圧感のあるギラついた服装を避けやすくなりますよ。
少年・坊ちゃんになってしまう

特に夏場ですが、
- 原色のシャツを着ている
- タンクトップを着ている
- ポケットの大きい・多いパンツを履いている
など、Tシャツ、短パン、サンダル、キャップのコーディネートでザ・夏休み少年になってしまうのも、ダサい服装のオジサンと思われてしまいます。
夏場は暑くて楽な服を着たい気持ちはわかるのですが、夏休みに帰省した孫の服装ではイケオジには近づけません。
【アクション】色合いはモノトーン、レザーアイテムも取り入れてみよう
夏場はファッションアイテムが限定されやすいので、色合いや生地質を大人に近づけるように意識すると良いですね。
色はモノトーンカラーを中心に、差し色を入れる。
ほかには、レザーアイテム(革靴や革製のショルダーバッグなど)を取り入れると子供の印象から大人の印象に変わります。
ダサい服装おじさんになる原因:必要なファッションアイテムを持っていない
続いて服装がダサい服装おじさんになってしまう原因として、かっこいいファッションに必要なアイテムに関する原因を紹介していきます。
頭から足まで映る全身鏡を持っていない

ファッションコーディネートは全身のバランスが重要ですので、全身鏡は必須です。
ファッションがダサくなってしまう人は「洗面所の鏡で服を確認している」のように、頭の先から足の先まで映る鏡を持っていない場合が多くあります。
全身が映っていないとコーディネートの違和感に気づきにくくなってしまうため、ファッションで不利になります。
「大丈夫だ」と思っていても、実は靴まで入れてコーディネートをみてみるとうまく調和していないこともよくあるのです。
【アクション】全身鏡を買い、靴まで含めてコーディネートを確認しよう
ダサい服装から脱却するには、
- 頭から足まで映る全身鏡を買う
- コーディネートは靴まで含めて確認する
をぜひ実践してみてください。
靴もあわせてコーディネートをチェックすることを考えると、玄関近くに全身鏡を置くと便利です。
ちなみに、風水的には玄関の正面に鏡を置くのはNGとされているので、気にする方は玄関の左右どちらかに設置しましょう。
服に清潔感がない(ヨレ、シワ、シミ、スレ、毛玉)

着ている服が傷んでいると清潔感が感じられず見すぼらしい印象になってしまいます。
- 首元や服の裾がヨレている
- 服全体にシワがついている
- 首周り、手首、脇に汗シミがある
- 服がスレて色落ちしている
- 毛玉がたくさんついている
- 穴が空いている
このあたりの特徴は一つでも当てはまると残念なダサい服装のオジサンに見えてしまいますので注意が必要です。
【アクション】服のメンテナンスを意識してみよう
ダサく見えてしまう服の傷みは、洗濯や干すときに一定防ぐことができます。
- 洗濯ネットに入れて服を洗う
- 柔軟剤を使いおしゃれ着洗いをする
- 肩が飛び出ないハンガーで服を干す
- アイロンスチーマーでシワを取る
このあたりを最低限行ってみると、服の劣化を和らげることができます。
肩が飛び出ないハンガーは1本100円〜200円くらい、アイロンスチーマーは3,000円〜5,000円くらいで買うことができます。
そこまで高価でもなく、本当に買って良かったアイテムなので、持っていない方はぜひ投資と思って買ってみてください。
(アイロンスチーマーはおすすめです。シワがなくしてパリッとした服になり印象が上品になります。)
靴・バッグが安っぽい

靴やバッグが傷だらけだったりヨレヨレだったりと見すぼらしいと、全身の見栄えに悪影響です。
そもそも、人の視線は無意識に何かの先端で止まる性質があります。
人間の体の場合は「顔」「手先」「足先」が無意識に目が留まる部分です。
この3カ所が洗練されていないと、いくらおしゃれに着飾っていても「おしい!」「もったいない!」という印象を持たれてしまうのです。
特に、靴はファッションで最も重要と言っても過言ではないアイテムで、靴の手入れが行き届いているだけでも全身の印象が締まります。
【アクション】レザー製の靴やバッグを用意してみよう
靴やバッグは上品な印象を与えるレザー製のアイテムがおすすめです。
また、冬場は手先の印象を洗練させるレザー製のグローブも持っておくとおしゃれ度が増します。
最近では、ユニクロ、GU、無印良品、ZARAなどで数千円〜1万円程度で比較的安くレザーアイテムを買えるようになっているので、ぜひ試しに手に取ってみてください。
ちなみに、靴とパンツの色、グローブとアウターの色を同じにすることで手長・脚長効果を得ることができます。
また、幅が広いマフラーやストールを巻くことでも小顔効果を得ることもできます。
スタイルをよく見せるファッションの小技は以下の記事で紹介していますので、あわせて活用してみてください。
パンツへの投資ができていない

せっかくトップスがおしゃれなのに、ズボンが
- 色あせている
- 膝部分が伸びている
- かかと部分が擦り切れている
など劣化していると、残念ながらダサい服装のオジサン認定されてしまいます。
パンツは服のコーディネートを整えてくれる効果があり、足回りのアイテムが洗練されていると、コーディネート全体を洗練された印象にすることができます。
たとえば、上半身が白Tシャツのとき、パンツが
- ジーンズのとき:カジュアル・ストリートな印象
- スラックスのとき:上品・洗練された印象
のように、全体の印象自体を左右してしまいます。
もちろんトップスでも印象が大きく変わりますが、靴とあわせてパンツも上品なアイテムを持つように投資する意識をもっておくと、ダサい服装のオジサンになることも減っていきます。
【アクション】上品なパンツを2〜3本もって着まわそう。同じパンツでもOK
上品なパンツをいくつか持っておき、着まわせるとコーディネートに困ることが減ります。
もし自分にフィットするパンツが見つかれば、同じものを2〜3本持っておくのもおすすめです。
毎日のコーディネート考える負担が減り生活が楽になりますのでファッション初心者におすすめです。
小物をまったく持っていない

体の先端である「顔」「手」「足」は視線が留まりやすいポイントであり、この3カ所を洗練させられるかが、ダサい服装のオジサンとオシャレなイケオジとの別れ目です。
ささやかな小物をワンポイントで入れることで他の人と差別化でき、プラスアルファでおしゃれを意識している印象を出すことができます。
【アクション】イカつくないアイテムをワンポイントで取り入れてみよう
小物といっても、ゴツいチェーンネックレスやブレスレットのようなギラギラしたアイテムは避けます。
それぞれの部位で以下のアイテムをどれか一つ、検討してみてください。
- 顔まわり:大判のストール、ハット、ネックレス、フレーム付きメガネ
- 手まわり:指輪、ブレスレット、グローブ
- 足まわり:靴下(差し色)、アンクレット
上記のほかに、バッグ、傘、スマホケース、マネークリップなど、さりげない部分に上品なアイテムを取り入れておくと、「おっ!?」と相手に思ってもらえるようになります。
ちなみに、セカンドバッグは「昔のオジサン感」が出てしまうので避けるのが無難です。
ダサい服装おじさんになる原因:服を買う時にミスってしまう
続いて、買い物のときにダサい服装オジサンになってしまう失敗原因を紹介していきます。
服をセールで買ってしまう

セールに服を買うのは一見お得で買い物上手に思えますが、ファッションの世界ではもったいない行動になります。
というのも、セールは「今シーズンが終わる前までに処分したいアイテムを販売する期間」だからです。
おしゃれな人達はこのカラクリを知っており、実は普通の人とは異なる時期に服を買っているんですね。
服の販売サイクルは大まかに
- 今季の新作発表
- 一般販売
- セール(プレセール、本セール、ファイナルセール)
- 次季節の新作発表
の流れになっています。
つまり、セールの時期まで待っていると、人気のある良いデザインのおしゃれな服は無くなってしまうのです。
【アクション】春夏服は2〜4月、秋冬服は8〜10月に買おう
服を買うおすすめのタイミングは以下の通り。
- 春夏服を買うなら2月〜4月
- 秋冬服を買うなら8月〜10月
これらの期間は服の新作発表〜セールが始まる前までの期間になります。
おしゃれなイケオジたちはデザイン性の良い服に目をつけており、セール前のタイミングでかっこいい服を仕入れてしまいます。
一方ダサいおじさんは、服を買っているのは良いのですが、良質なアイテムが手に入りにくくなるのでなかなかおしゃれにならないという悪循環に陥ってしまうのです。
ファッション業界のセール時期や、服を買うおすすめのタイミングは以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
試着のとき、鏡の前で調整しない

服屋で試着をするとき、服が映える状態を探して調節していますか?
ダサい服装になってしまうオジサンは、試着したときにファッションアイテムのバランスを調整せず棒立ちになってしまいがちです。
おしゃれなイケオジたちは、たとえばシャツを試着した時、ちょっと襟元を開けてみたり、腕まくりをしてみたり、横面・背面を見たりなど、体と服をいじってアイテムが自分に合うか、自分をかっこよく飾ってくれるかをチェックしています。
試着の時にファッションアイテムをいじることで、
- 自分の体型に合うか
- どんなコーディネートなら合いそうか
- アイテムがどんな状態ならコーディネートになじむか
などを確認して「買ってみたけど何か違う」といった買い物の失敗を減らしているんですね。
そもそも一般に売られている服はオーダーメイドではないのですから、自分の体に合わないのは当然なので、ファッションアイテムをいじって調節するのは合理的と言えます。
【アクション】服屋での試着時にアイテムをいじろう
服屋で試着するときは、ぜひ自分の体型やコーディネートに合うか以下の内容をチェックしてみてください。
- 襟周りを調整する(襟を立てる)
- 袖を折り返す
- 裾をタックインする(ズボンに入れる)
- ボタンやジッパーを開け閉めする
- パンツをロールアップする
こうした少しのチェックをするだけでも、実際に街を歩く時の見栄えがどうなるかを確認できおしゃれに一歩近づくことができます。
マネキン買いをしている
マネキン買いをしている人も、ダサい服装になってしまうオジサンの特徴として当てはまります。
一見、失敗がない服の買い方のように思えますが、2点、見落としがあります。
- マネキンは集客用に見栄えがよい(売りたい)コーディネートになっている
- マネキンの体型は自分の体型と違う
という点です。
マネキンは店が売りたいファッションアイテムをかっこよく見せ、お客さんに来店・購入してもらうことを目的としており、目を引くために派手なコーディネートになりがちなのです。
また、マネキンはモデル体型のため、マネキン買いした商品をいざ自分が着てみると「あれ、なんか違う」と、残念な状態に陥ってしまうリスクも高くなります。
【アクション】マネキンの服がイケオジファッションに沿っているか確認しよう
マネキンは店員さんがトレンドなどを取り入れてコーディネートしているので、勉強になる部分はとても多いものです。
安易にマネキン買いをするのではなく「イケオジファッションに即したマネキンを参考にする」ことを意識してみることがおすすめです。
- 生地に光沢があり上品に見える
- 生地がシワやザラザラしていない
- 原色が使われておらず落ち着いている
などのアイテムが使われた「上品で洗練された大人の男性」に見えるマネキンを参考にすると失敗が減るのでよいですね。
イケオジファッションの基礎は以下の記事で紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
オンラインのみで服を買っている

最近ではAmazonの「Try Before You Buy」のように、ファッションアイテムを試着できるオンラインのサービスも出てきており、オンラインのみで服の買い物を完結してしまうことも増えています。
しかしながら、オンラインでのみで服を買ってしまうのもダサい服装のオジサンになってしまう原因になります。
というのも、新しいファッションアイテムとの出会いが著しく減ってしまうからです。
オンラインのみで買い物をすると、新しい服を試着してみようという発想になりにくく、価値観を広げることが難しくなってしまいます。
たとえば、本屋さんに行かないと、自分の好きな本しか読まなくなり新しい本との出会いがなくなってしまうイメージです。
結果、現在のダサい状態が続いてしまい、トレンドもわからずさらにダサい状態になるという負のループに陥ってしまいます。
【アクション】お店に行って服を買おう。新しいアイテムも試着して自分に刺激を入れよう
服を買うときは、ちょっと面倒ですが、お店に行って商品を直に手に取って試着もするのがやはりおすすめです。
あわせて、マネキンなどを参考に今のトレンドのアイテムも試着してみてください。
仮に似合わないなら買わなければいいだけです。
大事なのは、自分に新しい刺激を入れること。刺激が入ることで自分の価値観や視野が広がり、「これは似合わない」という経験を得ることもできます。
そして刺激を入れることで、おしゃれに近づくためにファッションへのアンテナも広がり、ダサい服装のオジサンから抜け出せるようにもなります。
高いブランド品に固執している

「高いブランド品」=「良いもの」=「おしゃれ」と思いブランド品を買い漁ってしまうのも、服装がダサく見えてしまうオジサンの悲しい特徴です。
確かにブランド品は生地が上質ですしデザイン性も良い品も多くありますが、
- それぞれのアイテムの主張が強くコーディネートの調和を取るのが難しい
- ブランドのロゴが大々的に出ていると下品に見える
といった懸念もあります。
たとえば、トップス、インナー、ボトムスそれぞれでバラバラのブランドを着てしまうと、各ブランドの世界観が異なるので全体でチグハグな印象のコーディネートになってしまいやすいのです。
そして「高級ブランド品でないと不安」というのは、自分がおしゃれではないと認めているようなもの。
「ブランド品でファッションに説得力を出しているんだ」という気持ちも確かにわかりますが、ブランド品でなくてもおしゃれな着こなしができれば、自信がつくのではないでしょうか。
【アクション】ローブランドでイケオジのコーディネートを作ってみよう
ブランド品に固執している方は、一度、低価格帯のローブランドアイテムでコーディネートを作ってみるのがおすすめです。
ローブランドなら、ハイブランド品を1つ買うお金で全身のトータルコーディネートも可能です。
イケオジファッションの基本を意識しつつ、上品なコーディネートになるように買い物をしてみてください。
「意外と安いものでもカッコよくなる」と気付けると自信になりますし、ファッションの幅も広がりますよ。
自分からオジサンっぽい服を選んでしまう

「もういい歳だし」「自分がおしゃれなんて気が引けるし」といって、自分からオジサンっぽい服装を選んでいませんか?
これは自分を低く評価しすぎです。
顔や体型が劣化してきて自信がなくなってしまう気持ちはよくわかります。
しかし、自分のことを諦めて低く見てしまうと、どんどん「オジサン」の枠に囚われるようになってしまいイケオジには辿り着けなくなってしまいます。
おしゃれはどんな年齢の人でも、誰でも楽しんでいいものであり、固定観念として持っているオジサン像に縛られてしまうと、ファッションの自由度も、選択肢も、楽しみも減ってしまいます。
【アクション】若作りではなく「カッコいい年相応」を目指そう
美肌を目指したり、ヘアやヒゲをおしゃれにしたり、筋トレしたり、脱毛したり、かっこいい状態を目指すのは大変素晴らしいことです。
一方で、「若作り」をしてしまうと年齢に合わないイタいコーディネートになってしまいます。
目指すはカッコいい年相応、つまりイケオジです。
まずは自分の「好き」を大事にしてください。その上で、「好き」な服を自分に似合う状態にするにはどうすればいいかを考えればいいのです。
はじめは違和感があるかもしれませんが、組み合わせ次第でファッションはいかようにもオシャレに見せることができます。
イケオジファッションにある程度のベースはありますが、固執せずに、自分の好きなファッションスタイルを目指すことを忘れないようにしてくださいませ。
ダサい服装のになるおじさんの特徴を知り、おしゃれなイケオジを目指そう
ダサい服装になってしまうオジサンの特徴をまとめて紹介してきましたが、いかがでしたか。
以下のチェックリストであらためてチェックしてみてください。
- すべてのアイテムが「カジュアル系」になっている
- 季節感がない
- 色味が地味すぎる
- トレンドを無視している
- 芸能人の着こなしをそのまま真似している
- ギラついた威圧感のあるコーディネートになっている
- 少年・坊ちゃんになってしまう
- 頭から足まで映る全身鏡を持っていない
- 服に清潔感がない(ヨレ、シワ、シミ、スレ、毛玉)
- 靴・バッグが安っぽい
- パンツへの投資ができていない
- 小物をまったく持っていない
- 服をセールで買ってしまう
- 試着のとき、鏡の前で調整しない
- マネキン買いをしている
- オンラインのみで服を買っている
- 高いブランド品に固執している
- 自分からオジサンっぽい服を選んでしまう
このチェックリストに当てはまっているものを一つずつ改善していけば、ダサい服装は少しずつ改善され、おしゃれに近付いていけます。
それぞれの小さなアクションを参考に、ぜひイケオジへの一歩を踏み出してみてください。
以上。
おっさんよ大志を抱け。GOOD LUCK。